蟹工船とリアリティ
15日今回は、昼休みに眺めていた昨日の信毎に、いい記事が載っていたのでスキャン。で、勿体ないので(笑)うp。著作権の関係とか、いいんでしょうか・・・あ、まぁ、あくまで「引用」で紹介ですから。別に著作権侵害しようとかそういう気は毛頭ございませんので、お許し下さいね。
読んでいただけばわかります。やはり最後のパラグラフが秀逸。今のブームも、やはり「ブーム」であって、そこにはやはり「資本の魂」が介在しているということ。ただ鵜呑みにするのではなく、自分の中で消化する必要があること。これはいつでも変わらないこと。「流行」や「時代の空気」と言うものに対してはいつでも自覚的でいないと、いくらでも洗脳されてしまう・・・。
- 参考:
- 「ラブベリ不買運動」
- 「またしても読んでみたい本&ラブベリ不買運動再び」
ま、それはそれとしまして、冒頭の学生たちの言葉がリアルです。ふつう、想像できませんよね。自分たちの行く末まで考えているのかどうか、わかりませんけども。今これだけ学費が高くなっている日本の大学でも、親は必死に働いて学費を出してくれているけども。そうは言っても、こんな世の中があったなんて。ましてや、今近い状況があり、いずれ自分もそこに転落するかもしれないなんて。いや、思いたくないだけなのかもしれないですが・・・。
自分だって、頭ではわかってます。メーデーの由来とか、(詳しくは忘れたけど)色々なことを知ることで、そんな時代があったことを「わかって」は、います。でも初めて読んだとき(もう10年も前になるかなぁ)は、たしかにSFみたいな感覚で読んだ気がします。
しかし、事実というのは、実体験というのはやはり凄まじいインパクトを持ちます。「現代の蟹工船」を実感する出来事がありました。
うちの病院でも企業の健診を受けていますが、その担当者から聴きました。つまり、派遣労働者の実態です。
派遣会社の借り上げたアパートに押し込められる。家具・電化製品の「使用料」を天引き(ピンハネ)される。逃げ出そうにもそんな金もない、タコ部屋派遣。
最近ワンルームマンションの建設がとみに多いなぁ、と思ってはいました。しかしこんな田舎でも、製造業は全国でおなじことが行われているんだ・・・結構ショックでした。いままでの知識は、あくまで「知識」でしかない。いや、実際にその人たちから話を聞いてない以上、まだただの「知識」でしかないけども。
その話を聞いた数日後の夜、ウォーキングに励んでいると、派遣会社の送迎バスが信号手前で止まり、中から数人の労働者が降りてきました。疲れた体でとぼとぼと歩くその人たちの姿を見て、自分の無力さを呪いました。やれレイジだパンクだ、メッセージだと言っても、そんな人たちには届かない。接点がない。渦中に居る者からすれば「おままごと」のように写るかもしれない。
いや、しかし直接繋がる活動はできなくとも、今の自分にできるのは周りを変えること。とりあえずこの実態を知ったことは大きなことではないか。そうも考えるようになりました。ですんで、そんなこと知らずに働く同僚にどうやって伝えるか。それを考えています。
あとは、「清き一票」をどう投じるか。直接的にはそれでしょうか。
なんだかとりとめもなくなってしまいましたが・・・記事の感想などあれば、是非コメント下さい。
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