参議院は無駄なのカ~?
選挙のことを話題にしたら、「参議院なんていらない。金の無駄だ」という意見を聞きました。そのときは「今の衆議院は、”コイズミ郵政選挙”で自公が過半数とっちゃってるから、その歯止めのために今回は 重要なんだよ」程度にしか反論できず、根本的になぜ必要なのか、という話はまったくできませんでした。実際悔しく思いましたが、今週の「マガジン9条」で、丁度「参議院不要論」への反論が掲載されていて溜飲を下げました。ちょっと引用させてもらいます。(題目には記事へのリンクを張ってます)
伊藤真のけんぽう手習い塾:第四十九回 参議院通常選挙を考える
(一部引用)
参議院の存在意義とは何かさて、今回は参議院選挙です。参議院には独自の存在意義があります。それを踏まえて投票することが必要です。ここで確認しておきましょう。
フランス革命(1789年)のときに、シイエスという革命主導者が「上院は、下院と一致するなら無用であり、下院と対立するなら有害だ」という有名な言葉を残しました。貴族院や世襲制の議院を置いたり、アメリカのように連邦制をとって連邦の代表としての第二院というのなら別ですが、民主的な議院にするのであれば、何も二つも置く必要はないのではないかという主張にも一理あります。
しかし、そこにはやはり意味があると考えるべきでしょう。連邦制をとらない国における二院制は、立法権という権力を分散させ、その暴走を防ぐという権力分立の要請だけでなく、民意を多角的に反映するところにその存在意義があると言われます。任期や選挙制度を変えることによって、国民の中に存する複雑多様な民意をできるだけ議会に反映させようとするというわけです。
現在の衆議院は小選挙区制(定数1人)のため、少数派政党が選挙区で議席を得ることは難しくなっていますが、参議院は大選挙区制(定数2人以上)といえるところも多く、少数派政党も議席を得やすくなっています。比例区も衆議院のようなブロックがなく全国での得票に比例するため、比較的、少数派政党にも議席が配分されやすくなっています。
こうして衆議院とは異なったかたちで民意を反映させ、参議院に独自性を発揮させることが憲法上も期待されているのです。
そして、法案について衆議院と異なる独自の判断をすることによって、争点や問題点を明確にし、次の選挙の際に有権者が適切な判断をする材料を提供するという役割も果たすことができます。衆議院の判断をただ追認するだけの参議院ではその存在意義を疑われても仕方がありません。私たちは参議院の独自の機能を発揮できる人材を選挙で選ばなければなりません。
…しかし、これを消化して自分の言葉に直し、説明するとなると…骨が折れるなぁ(苦笑)。けど参議院が必要なことはよくわかりますね。そういえば中学のとき、公民の授業でも「二院制」についてやったよなぁ。こんなに詳しくはなかったけど…。
あと2日ですね。その間にまた「参院無駄論」に出くわすとは思えませんが、ま、とりあえず、今日は覚書ということで。
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